【煩悩とは?】
煩悩(ぼんのう)は、心をかき乱し、迷いを生み、苦しみの原因になる感情や欲望の総称です。
108あるのは、人の感覚・心の働き・時間軸などが重なり合うことで細かく分けられるためです。
1. 貪欲(とんよく)
もっとほしい、もっと手に入れたいと思う気持ち。
2. 瞋恚(しんに)
怒りやすくなってしまう心。すぐイラっとすること。
3. 愚痴(ぐち)
よくわかってないのに、わかったふりをしちゃうこと。
4. 慢(まん)
自分の方が上だと思い込む、見下したくなる心。
5. 疑(ぎ)
信じたいのに、なぜか疑ってしまう気持ち。
6. 身見(しんけん)
自分のからだや存在を特別に思いすぎてしまうこと。
7. 邪見(じゃけん)
正しくない考えにとらわれて、まちがっても気づかない心。
8. 見取見(けんしゅけん)
むかし学んだことだけが正しいと思いこむ心。
9. 戒禁取見(かいごんしゅけん)
意味のないルールでも、それにすがって安心しようとすること。
10. 色欲(しきよく)
見た目や快楽を求めてしまう気持ち。
11. 音欲(おんよく)
きれいな音や声を求めてしまう気持ち。
12. 香欲(こうよく)
いいにおいにひかれて執着してしまうこと。
13. 味欲(みよく)
おいしいものを求め続けてしまうこと。
14. 触欲(そくよく)
さわった感覚、ぬくもりにとらわれること。
15. 有欲(うよく)
「なにかを持っていたい」と執着してしまうこと。
16. 無欲(むよく)
「なにもいらない」と言いながら、それを誇る気持ち。
17.愛取(あいしゅ)
好きなものに執着しすぎて、手放せなくなる心。
有取(うしゅ)
「持っていること」や「存在すること」にとらわれてしまう気持ち。
我癡(がち)
自分という存在へのこだわりが強すぎて、他が見えなくなること。
我見(がけん)
「自分」という考えに固執して、正しさを見失ってしまうこと。
慢過慢(まんかまん)
自分よりすごい人を見ても、心のどこかで見下してしまう感覚。
増上慢(ぞうじょうまん)
まだ到達していないのに「悟った」と思い込んでしまうこと。
卑下慢(ひげまん)
自分はダメだと言いながら、実は他人と比べてしまっていること。
無慚(むざん)
自分のしたことを恥じたり反省する心がなくなること。
18.無愧(むき)
他人からどう見られても平気でいられる、節度のない心。
19.掉挙(じょうこ)
そわそわして落ち着かず、心があちこち飛んでしまうこと。
惛沈(こんじん)
ぼんやりしたり、心が沈んで動けなくなる状態。
覆(ふく)
悪いことをしても、それを隠そうとする心。
誑(おう)
人をだまそうとする心。自分をよく見せるために嘘をついてしまうこと。
諂(てん)
本心を隠して、相手に気に入られようとへつらう心。
憍(きょう)
得意になって、自分がすごいと浮かれてしまう気持ち。
害(がい)
人を傷つけたり、苦しめたりしたいと思う悪意の心。
恨(こん)
過去のことをいつまでも根に持って、心にひっかけてしまうこと。
覆蔵(ふくぞう)
よくないことをしたのに、それを必死に隠して認めない心。
嫉(しつ)
人の幸せや成功がうらやましくて、ねたんでしまう気持ち。
慳(けん)
持っているものを人にわけたくない、ケチな心。
30.悋(りん)
人に奪われるのが怖くて、財産や関係を手放せなくなる心。
誑惑(おうわく)
わざと人をまどわせて、自分の都合のよいように仕向けること。
諂諛(てんゆ)
へつらって相手に気に入られようとし、真心をなくしてしまう態度。
憍慢(きょうまん)
他人より自分の方が上だと誇って、えらそうにふるまう心。
害心(がいしん)
人に対して悪意を抱いたり、傷つけようとする意識。
瞋(しん)
怒りの感情が強くなり、理性を失ってしまう状態。
慳貪(けんどん)
極端に物惜しみして、何も手放せない執着のこと。
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